北名古屋市にあります酒井眼科の白内障日帰り手術についてご案内します。
白内障とは
白内障は水晶体が濁ってくる病気です。最初はかすんで見えたり、光がまぶしかったりします。進行してくると視力が低下します。
資料提供:参天製薬
白内障の治療
- 点眼薬で進行を抑える。
- 手術によって濁った水晶体を取り除き眼内レンズを挿入する。
点眼薬で白内障を治すことはできません。
あくまで進行を抑えるだけです。
また、効果は個人差があります。
手術によって白内障を除去した場合は治ったといえます。
手術の際に眼内レンズを挿入しますが、基本的にはレンズの交換は必要ありません。
手術はいつすればいいの?
白内障は生命を危険にさらしたりとか、転移したりするわけではありません。
ただ単に見えにくくなるだけです。
そのため、人によって手術をする時期が違います。
あまり進行していなくてもかすみが気になるため手術する方もおられますし、進行していても 新聞も読まないし車も運転しないので視力が悪くてもかまわないといって手術されない方もおられます。
つまり、自分が不自由を感じてきたら手術をする時期だということです。
ただし、眼の状態によっては(他の眼の病気がある場合など)、手術後、視力があまり回復しない場合もありますので診察の際に説明いたします。
白内障の手術
手術は点眼麻酔で行いますが、痛みはほとんどありません(個人差があります)。
白内障を吸引する管を入れるため、わずか2.4ミリだけ切開します。
濁った白内障を吸引した後、眼内にレンズを小さく丸めた状態で筒を通して挿入し、眼内で広げます。
手術時間は白内障の進行度や眼の状態によって違いますが、10分程度です。
近年、白内障の手術は安全に行われるようになりましたが、100%安全というわけではありません。術中合併症や術後合併症が起こることもあります。
手術の前に詳しく説明します。また、不明な点がありましたら何でも聞いてください。