医療設備

北名古屋市にあります酒井眼科の医療設備についてご案内します。

検査で使用する医療機器

ファイリングシステム(NAVIS)

ファイリングシステムの写真

当院では、細隙灯顕微鏡、眼底カメラ、OCT、自動視野計をファイリングシステム(NAVIS)に一度保存し、3つのモニターに検査結果を写し出し、患者さんによりわかりやすく病気について説明できるようにしています。
また、データを保存しておく事ができるので、緑内障患者の視神経の状態や視野の欠損の進行を経時的に把握することにとても有効です。

無散瞳眼底カメラ

無散瞳眼底カメラの写真

眼底カメラとは眼の奥(網膜)を撮影する検査機器です。
当院の眼底カメラは瞳孔がひらいていなくても眼底写真を撮ることができます。もちろん、瞳孔がひらいていても撮影できます。
眼底写真はモニターですぐにその場で見ることができますので、現在の状態を写真でみながら病気について説明することができます。
糖尿病網膜症や眼底出血などの病気には造影剤を静脈から流し眼底写真をとります。(蛍光眼底撮影)その結果で病気を診断したり治療が必要かどうかを判断するのですが、蛍光眼底撮影の結果もすぐにその場でお見せし、説明することができます。
また、眼底自発蛍光写真も撮影できます。

細隙灯顕微鏡

細隙灯顕微鏡の写真

主にこの顕微鏡を使って診察を行います。
眼の表面(角膜)から眼の奥(網膜)まで観察することができます。また、ファイリングシステムを使うことにより顕微鏡で観察したものを写真に撮り、その場でお見せすることができます。
白内障を写真にとることもできますので、白内障の進行度を説明したり、手術前の説明に使ったりします。

自動視野計(HFA840)

自動視野計の写真

当院では新たにCarl Zeiss Meditec社のハンフリー自動視野計 HFA800シリーズ(HFA3)を導入致しました。
従来の視野検査より更に検査精度が向上し、疲労がなく安定した経過観察を行う事が出来ます。
その中で、ハンフリー視野計 HFA800シリーズ(HFA3)は、これまで培ってきたハンフリー視野計のノウハウを全て継承しつつ、先進のITテクノロジーを採り入れ、視野検査のワークフローの更なる効率化やスピードアップに成功しました。

OCT 眼のCTスキャンです

新しい眼底観察・解析機器で、従来では診断が困難であった疾患の診断精度が向上し、治療前後で評価がより詳細に行えるようになりました。
眼底病変をCTやMRIのような断層画像データとして患者様に提示できるようになり、病気に対する理解を深めていただくことが可能となります。
検査は非侵襲であり、痛みや眩しさはありません。検査時間も短時間で終わります。当機器の導入により、患者様に質の高い医療が提供できるようになると考えています。
緑内障、黄斑変性症などの早期発見・経過観察に有効です。

光眼軸長測定装置(OA-2000)

IOL マスターの写真

当院では最新鋭の眼軸長測定装置を導入致しました。白内障手術に必要な眼軸長(目の長さ)や角膜の形状、水晶体の厚み等を目に触れる事なく正確に測定します。眼内レンズの度数計算も自動で行えます。
また、レーシック術後眼にも対応しておりますので幅の広い患者様の検査が可能となりました。

手術や治療で使用する医療機器

超音波白内障手術装置(Fortas A)

超音波白内障手術装置

当院の白内障手術装置はわずか2.4ミリの切り口から濁った水晶体を除去することが可能となりました。
また、優れたコンピューター制御により安全に手術を行うことができます。

手術顕微鏡システム(Proveo8)

手術顕微鏡システムの写真

Proveo8眼科手術用顕微鏡は優れた光学性能を備えています。独自の光学技術により、手術の全過程にわたって鮮明な組織像が得ることができ、焦点深度が深い為、手術時の判断を強力にサポートします。

レーザー光凝固装置

光凝固装置

糖尿病網膜症、網膜裂孔、眼底出血、緑内障の治療に使います。
蛍光眼底撮影後にレーザー治療する場合は、レーザー光凝固装置横のモニターで写真を確認しながらレーザー治療を行うことができます。